2024年のアース・デイを記念し、Genetecは世界1,700名以上のフィジカルセキュリティ業界で働く人々を対象にアンケートを実施しました。このアンケートでは、フィジカルセキュリティソリューションのコンサルティング、インストール、販売、保守点検の要員からフィジカルセキュリティテクノロジーの調達、管理、保守の要員にいたるまで、各分野からさまざまな知見を得ることが出来ました。
レポート
今年と2023年の調査結果を比較することで、初の試みである「フィジカルセキュリティにおける持続可能性レポート」のデータを集計することができました。調査結果の一部をご紹介します。
戦略の転換
興味深いのは、持続可能性の優先順位の再評価です。 データによると、持続可能性に対する戦略を十分に規定できている組織はわずかに減少しており、業界内で注力するポイントと戦略的連携が変化していることを示唆しています。
地域差
調査データにより地域によって大きな差があることがわかりました。例えば、アジア太平洋 (APAC) 地域の組織は、環境に優しい運営を目指して入退室管理データを活用することに強い意向を示していますが、ヨーロッパ、英国、中東、アフリカ (EMEA) の組織では、完全に定義された社内ESG戦略がいち早く採用されています。
調達でのESGの需要
注目すべき点は、ベンダーに提出する提案依頼書 (RFP) に持続可能性基準を定めたものが増えていることです。調達プロセスでESGへの配慮を優先する組織が増えており、持続可能な慣行へのコミットメントが高まっているといえます。
ランドスケープの理解
フィジカルセキュリティ業界は、持続可能性の向上を目指して変化してきました。 環境への影響を最小限に抑え、社会的責任を追求し、ガバナンス基準を維持する方向に向かっています。詳細については、2024年版フィジカルセキュリティにおける持続可能性レポートをダウンロードしてください。
環境・社会・コーポレートガバナンス (ESG) に向けた取り組みについての詳細は、www.genetec.com/ja/about-us/environmental-social-corporate-governance-esgにアクセスしてください。