システム統合のためのパートナーシップ
主要なセキュリティシステムの統合が完了した後、次に何をすべきでしょうか。当社のプロフェッショナルサービスを活用することで、どのような成果が期待できるかをご確認ください。
オープンかつ統合されたフィジカルセキュリティプラットフォームに投資する最大のメリットは、多様に対応できる柔軟性です。他のテクノロジーの統合、新しいコアモジュールの試行、ダッシュボードのカスタマイズやマップの設定にいたるまで、単なるシステム統合に留まらない成長と改善の可能性が無限に存在します。
また、組織が抱える課題を解決することもできます。顧客体験の向上や手動によるプロセスを自動化するなど、フィジカルセキュリティへの投資を活用し、新たな運用成果を上げているお客様が増加しています。
Genetecのゴールは、Security Centerのプラットフォームを活用して、お客様が望む成果を上げる方法を実現することです。
このブログでは、まずSecurity Centerを導入することにより、どのようにお客様の組織に新しいメリットがもたらされるか、また、Genetec プロフェッショナルサービスと提携することにより、お客様とGenetec認定のチャネルパートナーがどのようにして最善の方法を見つけられるかについてご説明します。
セキュリティパートナーと協力してより高い成果を達成する
セキュリティの専門家による成果指向のコンサルティングを受けることにで、システム統合をさらに発展させるための素晴らしいアイデアが生まれます。
チャネルパートナーやGenetecの専門家に以下をお知らせください。 お客様の組織の目標は何ですか? 直面している主な問題は何ですか? 達成したいことは何ですか? 理想とする成果はどのようなものですか?
上記の内容をGenetecの専門家に率直にお伝えいただくことで、最大限の投資収益率を引き出すアイデアが生まれます。
成功事例をいくつかご紹介します。
ゼロダウンタイム — レジリエンスの高いシステム構築
展開には極めて重要な要素があります。システムにダウンタイムが発生するようでは、セキュリティチームが機能しているとは言えません。セキュリティチームにはサイバーレジリエンス、高可用性、複数層の冗長性が必要です。特に多数の統合を伴う大規模なインストールの場合、問題が複雑になることを考慮する必要があります。
Genetecのプロフェッショナルサービスは、チャネルパートナーと協力して、潜在的な障害点をすべて特定し、包括的なリスク軽減戦略を提示、常に信頼できるレジリエンスの高いシステムアーキテクチャの構築をサポートします。また、自動化を強化し、サイバーセキュリティのベストプラクティスを実行することで、潜在的な脆弱性に常に先手を打つことができます。
入退出管理のカスタマイズ— 厳しいコンプライアンス要件に適合
製薬や化学製造などの業界には、厳しい規制があります。多くの場合、複数の条件から構成される厳しい入退室管理要件があり、特定のエリア、ゾーン、ドアに誰が入れるか、誰が入れないかを決定します。
Genetecの専門家によるサポートを受けることで、そのような詳細情報を総合し、すべての要件を満たす方法で入退室コントロールシステムを設定できます。これには二重認証、生体認証、および従業員の安全と組織のコンプライアンスを維持するために求められるすべての条件、権限、規則の設定が含まれまています。また、一時的な入退室許可 (EN)または訪問者の対応方法の合理化、監査の改善に必要な入退出管理レポートの自動化も行われます。
より優れた快適性とショッピング — 顧客体験の向上
国際空港ではカーブサイドからゲートまで、乗客をできるだけ早くスムーズに誘導することが大きな課題の1つです。これにより乗客は搭乗前にショッピングやアメニティを楽しむ時間が増えるため、空港での快適な体験を得ることができます。
Genetecのプロフェッショナルサービスは、チャネルパートナーと協力し、ツールと分析の最適な組み合わせを見つけ、これを達成します。ここでは、人数カウントと占有率分析を組み合わせ、オペレータに豊富なデータを提供します。またキーパフォーマンスインジケータ (KPI) を追跡する際に必要なビジュアルダッシュボードおよび自動報告の設定も行われます。
トレーニングコストの削減 — オペレータの離職率対策
多くの組織がセキュリティオペレータの確保に苦労しています。高い離職率はチームリーダーが新入社員のトレーニンに長い時間を費やさせることにつながります。また、新しいオペレータには、標準業務手順 (SOP) に従ってインシデントを迅速に処理する方法を覚えなければならないという大きな圧力がかかるため、これらのトレーニングコストも増えていきます。
Genetecのトレーニングチーム (EN)は、学習プログラムをカスタマイズしてご提供するため、チームとテクノロジーの能力を最大限に引き出すことができます。役割ベースの学習プランにより、従業員の新人研修作業を簡素化できるだけでなく、ユーザーが知識と自信を持ってシステムを運用しつつ、最新情報を常に把握できるようになります。当社のカスタム開発スペシャリストが、運用環境に合わせてSecurity Centerを微調整するのと同様に、トレーニングサービスではお客様にとって最も重要な目標と成果に従って学習ツールキットをカスタマイズします。
まずはGenetec Security Centerにお問い合わせください。
セキュリティ運用を継続的に拡大かつ成長させる画期的な方法が多数あります。まずはシステムを統合し、ビデオ監視と入退出管理ソリューションを単一のプラットフォームにまとめます。次に、動画分析、侵入、自動ナンバープレート識別 (ALPR) などの他のセキュリティシステム統合を追加します。
その後、応答および調査の強化、サイバーセキュリティの向上、社内外のコラボレーションの強化に必要なロードマップの作成を開始できます (EN)。
新しいことに挑戦すればするほど、セキュリティプラットフォームがいかにパワフルであるかを実感できます。使い慣れれば、新しい疑問や問題が発生した際にまずSecurity Centerに問い合わせてみようと考えるでしょう。主なメリット:
- 既存の投資を他のことに活用する: 新しい課題に直面したとき、必ずしも新しいソリューションを探す必要はありません。オープンかつ柔軟性の高いセキュリティプラットフォームを活用すれば、既存のものを使用して特定の問題を解決できます。
これには、新しいテクノロジーの統合、特定のプロセスをサポートするためのシステムの設定、または専門家に依頼しカスタムアプリケーションを構築することが含まれます。
- 組織全体に付加価値を広める: 他の部門の従業員でも、自分のタスクに関連するフィジカルセキュリティデータにアクセスできるというメリットがあります。施設チーム、マーケティングチーム、運用チームなど、部門を問わず、フィジカルセキュリティへの投資による価値を組織全体に広めることができます。
それにより、他のチームも新しいインサイトを得たり、タスクや意思決定を充実させたりするだけでなく、セキュリティチームはこれらの部門と費用負担を分担することも可能です。
- 専門知識とメンテナンスの統合:Security Centerのような単一のプラットフォーム内で多くのデータとアプリケーションを統合することで、関連して生じるコストとメンテナンスを合理化できます。例えば、チームの仕事は単一のプラットフォームを更新して保護するだけになるため、リスクを軽減し、全体的なコンプライアンスを向上させることができます。
また、チームはプラットフォームの詳細や機能に慣れることもできます。プラットフォームを展開する自信と自律性を高めることで、組織全体の他のユーザーや部門に役立つ新しい知識を得ることができます。
専門家の力を借りて前進する
システム統合はセキュリティ運用を最適化する第一歩です。システムを統合することにより、多くの画期的なアプリケーション、機能、およびカスタマイズについて詳しく知ることができるようになります。
組織はそれぞれ独自の結果達成を目標にしていますが、信頼できるセキュリティパートナーと協力することで達成の可能性がさらに高くなります。Security Centerプラットフォームの展開に最適な次のステップを特定することで、既存の投資から最も効果的な結果と最高の利益を得ることができるようになります。
重要なリマインダー: Genetec Advantageのお客様で、プロフェッショナルレベルまたはエンタープライズレベルのGenetecシステムをご契約のお客様とチャネルパートナーは、プロフェッショナルサービス契約に関連するAdvantage特典の一部をご利用いただくことができます。