計画的な自動化とセキュリティ管理によりシステムの健全性を維持

サイバー犯罪はかつてないほど急速に増加しています。現在では、ソフトウェアの更新を1回しなかった、あるいはカメラと接続できなかったというだけで、組織に対する大きな脅威につながる可能性があります。

サイバーレジリエンスを維持することは、忙しいチームにとって必ずしも簡単なことではありません。健全性の監視システムの活用、脆弱性への対処、更新情報の処理は、いくつもある「やるべきことリスト」のほんの一部に過ぎません。

System Availability Monitor (SAM) およびGenetecアップデートサービス (GUS) の導入が役立ちます。これらの健全性監視ツールには、管理およびメンテナンスを行っているシステムの数に関係なく、計画的な自動化とセキュリティ管理が組み込まれています。

チームの1日が他の優先事項の処理に追われてしまうような場合でも、SAMとGUSを利用してシステムのセキュリティと運用をどのようにサポートできるかについて、引き続きお読みください。

 

 

SAMとGUSのご紹介

SAM、つまりSystem Availability Monitorがあなたの同僚だったとしましょう。システム内の個々のコンポーネントのステータスと健全性を監視するのは、このSAMです。カメラがオフラインになるとすぐにSAMが知らせてくれます。

GUS、つまりGenetec アップデートサービスがあなたの同僚だったとしたら、すべての新製品アップデートを監視してくれるでしょう。新しい機能や修正がリリースされると、システム更新の時期だとGUSがアドバイスしてくれます。 

SAMとGUSは実際の人ではありませんが、非常に効果的な2つのリソースです。Security Centerのユーザーは、内蔵型ツールとしてGUSを利用できます。 有効なGenetecソフトウェア保守契約に登録している場合は、SAMにもアクセスできます。

1つの健全性監視システムダッシュボードにすべてを表示

すでに管理およびメンテナンスを行っているプラットフォーム内から、単一の場所でシステムの健全性を簡単に監視および評価できたらどうでしょうか。 

当社のSystem Availability Monitorは、さまざまなシステムやデバイスから健全性に関する情報を自動的に収集します。次に直感的なウェブベースのダッシュボードを使って、データをリアルタイムで配信します。  

 

 

このシステムの健全性監視ダッシュボードを使用すると、システムが最適に機能しているかどうかを迅速に確認できます。最新のインシデントに注意が向けられるため、セキュリティ運用に影響が及ぶ前に対処できます。また、各サーバーの役割、カメラ、またはリーダーの稼働時間、ダウンタイム、平均復旧時間などのシステムメトリックも追跡できます。これにより、繰り返し発生する問題を特定し、メンテナンスタスクの計画をより適切に立てられます。

 

 

自動更新によりセキュリティギャップを最小化

最新のファームウェアを搭載したカメラは、配備されたカメラ全体のわずか30%だということをご存知ですか? 数百または場合によっては数千のシステムコンポーネントと、新しいファームウェアとソフトウェアが継続的にリリースされており、チームがそのペースについていくのは容易ではありません。 

Genetecアップデートサービスを使用すると、チームはSecurity Center systemの最新版を手動で追跡して展開する必要がなくなります。Security Center、Windows、または一部のカメラや入退出管理デバイスのいずれの更新版であっても、すべてConfig Toolの一覧に表示されます。  

その一覧からダウンロードしたいアップデートをすばやく選択できます。次に、準備ができたら、GUSがサーバーとデバイスにプッシュします。  

最大のメリットは、セキュリティを念頭に置いて設計されたGUSは、システムへの安全な接続を確保するためにさまざまな手法が用いられていることです。また、システムコンポーネントに個別の更新サービスを設定する必要がなくなるため、システムの攻撃対象領域が縮小します。

 

 

セキュリティ・バイ・デザイン(計画的なセキュリティ管理)とは?

セキュリティ・バイ・デザインは、システムのテクノロジーネットワークのセキュリティが最初から保護されるという開発アプローチです。 

このテクノロジープロバイダーには、ソリューションの設計と構築におけるサイバーセキュリティのベストプラクティスが含まれます。また、さまざまな健全性監視ツールとデータ保護機能もソフトウェアに組み込まれて提供されます。可能な場合は、これらはデフォルトで有効になっているか、またはユーザーが簡単にアクセスできるものになっています。  

自動化は、計画的なセキュリティ管理のシステムの重要なコンポーネントでもあります。タスクを合理化することで、チームは、問題が大きくなる前に、その問題を事前予防的に特定して軽減することができます。   

SAMとGUS はどちらも、セキュリティ・バイ・デザインの原則に基づき構築されています。よって、これらのツールを利用すると、チームはシステムの健全性とパフォーマンスを維持することにより効率的に取り組むことができるだけでなく、サイバーレジリエンスも強化できます。  

SAMおよびGUSについての詳細はこちら

現在、堅牢なサイバーセキュリティ戦略には、チームがシステムの健全性をチェックし、24時間体制で最新情報に対処する必要があります。しかし、その時間がある人はいるでしょうか?

System Availability MonitorおよびGenetecアップデートサービスの機能情報は下記からダウンロードしてください。また、メンテナンスタスク全体で、自動化とセキュリティ・バイ・デザイン(計画的なセキュリティ管理)の強化を開始します。