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Autovu ALPRを利用するパース市のチケットレス都市型駐車場

パース市がAutoVu(オートビュー)ナンバープレート認識カメラを活用して、駐車の効率化、排気ガスの削減、および費用削減を実現。

Perth, Australia

企業案内

パース市はパース都市圏内の地方自治体であり、西オーストラリア州の首都です。同市の人口は21,000人を超える程度ですが、都市圏の中心に位置しており、ビジネス地域の拡大に伴い、124,000人の労働者が周辺地域から市内に毎日通勤しています。このため、市の駐車場部門であるパース市駐車場(CPP)は、11,000台を収容することができる34カ所の駐車場を提供しています。各駐車場には、月極契約者の駐車スペースが限られた数しかなく、残りの駐車スペースは臨時駐車場の利用者のために確保されています。

課題

数年来、パース市駐車場は「環境にやさしい駐車場」として知られており、環境負荷を減らすためのさまざまな改善策が実施されています。自動ナンバープレート認識技術を使用することにより、チケットレス・ゲート駐車場の利用が現実味を帯びてきた時、パース市駐車場のマネージャーであるパトリック・アバネシー氏は試験運用を是非やってみたいと思うようになりました。「チケット式駐車場の場合、お客様は遮断機で一旦停止してボタンを押し、チケットを受け取る必要があり、遮断機が開いてから入庫することができます」と彼は言います。「入庫には約15秒かかりますが、出庫にはさらに長い時間がかかります。というのも、お客様が必ずチケットを用意しているわけではないからです。入庫と出庫を迅速にして、ゲートでアイドリングしている車両からのCO2排出量を減らし、チケットに関連する費用と損失を減らしたいと考えていました」

利用されている製品
security center logo
Comprehensive unified security
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autovu logo
Automatic license plate recognition
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ソリューション

駐車場とセキュリティの統合

CPP社は、Security Centerプラットフォームを使用して、駐車場だけでなく、ガレージ内のビデオカメラやアクセスコントロールドアも監視しています。一つの統一されたインターフェースを使用することで、チームはより効率的に作業を行うことができます。

完全なパーキング・ソリューション

AutoVuシステムは、データパーク社の駐車場管理システムと統合されています。これにより、両システムは、一時利用者と月極利用者のデータベースをリアルタイムで同期することができます。

簡単なレポート作成

CPPチームは、AutoVu(オートビュー)システムを使ってレポートを作成し、何台の車両が施設に入り、どのくらいの時間滞在したかを確認します。これにより、駐車場を改善する機会を特定することができます。

モバイル駐車場アプリ

今後、CPPはモバイルアプリのサービスも提供する予定です。これにより、一時的に駐車場を利用するお客様は、特定の駐車場内のベイを事前に予約することができるようになります。

City of Perth parking station

「AutoVu とDATAPARKを使用したチケットレス・ゲート駐車場の運用に移行することによって費用が節約され、環境に優しいという評価はそのままに、よりスムーズな駐車が実現できています。」

パトリック・アバネシー、マネージャー

結果

最初の試験運用のあと、CPPは Genetec の AutoVu ナンバープレート認識を使用した Security Center を選定したことに満足していました。現在では、市内にはシステムがフル稼働している2つの駐車場とシステム運用開始直前の3つの駐車場があります。

「遮断機で一旦停止する必要がなくなりました。AutoVu のナンバープレート認識カメラが入庫する車両のナンバープレートを読み取ってゲートが自動で開きます。すべてがシームレスに動作します」とアバエンシー氏は説明します。「すべてのナンバープレート情報がデジタル情報として保存されるため、チケットを失くしたり、チケットが濡れて動作しなくなることもありません。我々の顧客サービスは間違いなく向上しました」

また、パース市駐車場では駐車場の管理および運用にかかる費用が大幅に削減されました。チケットだけでなく、プリンターヘッド、インクリボン、故障修理、保守などのチケットに関連する費用も削減されました。「駐車場あたり年間約25,000-35,000オーストラリアドルを節約できました」(アバネシー氏)