10月のサイバーセキュリティ啓発月間が議論の焦点となる中、統合セキュリティ、公共治安、オペレーションおよびビジネスインテリジェンスソリューションを提供する最先端のテクノロジープロバイダーであるGenetec Inc.(「Genetec」)が実施した調査の中で、2023年に向けてサイバーセキュリティがフィジカルセキュリティ プロフェッショナルにとって継続して最大の関心事であることが明らかになりました。
世界中の3,700名以上のフィジカルセキュリティリーダーからのインサイトによると、調査対象組織のほぼ半数(49%)が本年サイバーセキュリティ戦略の改善に取り組み、回答者の3分の1以上(36%)が今後12ヶ月以内にフィジカルセキュリティ環境を改善するためのサイバーセキュリティ関連のツールに投資しようとしています。
従業員と訪問者の安全を管理する際に直面する課題についての設問には、回答企業の半数以上がサイバーセキュリティを主な課題として選択しました。これは、従業員数が10万人を超える組織では特に顕著で、62.3%がサイバーセキュリティが最大の課題であるとしていますが、従業員数が10万人未満の企業では52.1%でした。
昨年、フィジカルセキュリティチームによって導入されたサイバーセキュリティとデータ保護に関連する多くの機能の中では、フィジカルセキュリティハードウェアと入退室管理のサイバーセキュリティの強化に最も注力され、回答者の40%がこれらの機能を対象とした新しい対策を実施しています。
「フィジカルセキュリティプロフェッショナルの皆様が組織のサイバーセキュリティ体制にプライオリティを置いていることは、大変心強いことです。」と、ジェネテックのプリンシパルセキュリティアーキテクトであるMathieu Chevalierは述べています。「サイバー脅威全体は進化し続けており、強固な防御戦略は依然として組織が持つことができる最高のゲームプランとなります。企業はサイバーセキュリティへのベストプラクティスを導入し、潜在的な脅威を把握するために、より高レベルな自動化処理を提供するテクノロジーパートナーを選択する必要があります。また、ネットワークやシステムの強化だけでなく、自社のサプライチェーン全体を精査し、継続的な検証を求めていくことも必要です。」
GenetecのセキュリティプラットフォームであるGenetec™ Security Centerでは、お客様がよりサイバーレジリエントな取り組みを可能とする以下の機能を内蔵しています。
• Security Center Firmware Vaultは、アップデートが利用可能になったときに通知し、ファームウェアの互換性を自動的に検証してプラットフォームからカメラに直接プッシュしてインストールすることで、カメラを安全かつ最新の状態に保ちます。これにより、既知の脆弱性による影響を低減することができます。
• StreamvaultTM アプライアンスは、設置して即座にサイバーセキュリティを強化できます。お客様のインフラのあらゆる部分を保護できるように、200種類以上のセキュリティ設定が事前に行われています。
• Security Center5.11のCertificate Management(証明書管理機能)は、証明書のライフサイクルを管理し、ユーザーはデバイスを容易に接続してスムーズに運用が行えます。
• Genetec Update Service (GUS)は、製品のアップデートを自動的にユーザーに通知し、ユーザーが自動的にアップデートをダウンロードしたり、スケジュールを設定してインストールを実行できます。アップデートを管理するための手間を削減し攻撃から防御します。
• 最後に、セキュリティスコアウィジェットは、システムのセキュリティ状態をリアルタイムでチェックするダイナミックなセキュリティ強化ツールです。ガイドラインを設定し、各種システム要素がそれに準拠しているかどうかを監視します。
サイバーセキュリティのベストプラクティスの詳細については、Genetecトラストセンターをご覧ください。
調査方法
Genetecは、2022年8月25日から9月21日までの期間、フィジカルセキュリティにたずさわるプロフェッショナルの皆様から調査への回答をいただきました。レビュー後、3,711人分の回答を分析しています。フィジカルセキュリティ状況に関する最終版のレポートは2022年12月の発行を予定しております。