Genetecのフィジカルセキュリティの状況レポートにより、フィジカルセキュリティ市場でのクラウドおよびハイブリッドソリューションの導入が急速に進んでいることが判明

クラウドにおけるサイバーセキュリティに関する懸念は軽減されつつあり、チャネルパートナーは、クラウドおよびハイブリッドソリューションを求めるエンドユーザーの需要が高まると予想

モントリオール, 2023年11月29日
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セキュリティ、公共治安、運用、ビジネスインテリジェンスの総合ソリューションで知られるテクノロジー企業、Genetec Inc. (以下「Genetec」) は本日、2024年度フィジカルセキュリティの状況に関するレポートを発表しました。このレポートでは、世界の5,500名以上のセキュリティおよびITの専門家 (エンドユーザーおよびチャネルパートナーを含む) から得た知見を基に、変化する業界の現実に効果的に対応するために組織が実施しているセキュリティ戦略について考察しています。 

加速化するクラウドの導入

フィジカルセキュリティにクラウドベースのソリューションを採用する動きは、過去10年間で徐々に増加してきましたが、現在はさらに加速化しています。アンケートによると、エンドユーザーの44%が、そのフィジカルセキュリティ対策の25%以上にクラウド、またはクラウドとオンプレミスのソリューションを組み合わせて使用していると答えました。これは、昨年のアンケート結果の24%から大幅に上がっています。 

減少傾向にあるクラウドのサイバーセキュリティに関する懸念

クラウドベースのソリューションのサイバーセキュリティに関する懸念は大幅に減少しています。昨年の調査では、エンドユーザーは、クラウドベースのセキュリティシステムの導入をためらう主な理由は、サイバーセキュリティ上のリスクだと回答していました。この考えは変わってきているようです。この変化から、堅牢なサイバーセキュリティ対策を確立するクラウドソリューションプロバイダーの能力に対する信頼が高まっていることがわかります。これを受け、2024年の調査では、組織がクラウドにセキュリティシステムの導入をためらう要因の中で、サイバーセキュリティリスクは6位に下がっています。 

チャネルパートナーは、クラウドおよびハイブリッドソリューションの需要が高まると予想

チャネルパートナーからのフィードバックからも、エンドユーザーのクラウドソリューションへの関心が高まっていることがわかります。チャネルパートナーの回答者のうち、来年はセキュリティにクラウド接続を採用する既存顧客が増えるだろうと予想する回答者は74%を占めます。さらに、可能な限りクラウドベースのソリューションを優先すると回答したチャネルパートナーは39%、さらに顧客の要求に応じてクラウドベースのソリューションを提供すると回答したのは52%にのぼりました。  

IT部門とフィジカルセキュリティ部門の相互接続性が向上している

クラウドベースのフィジカルセキュリティシステムの導入が進むと、サイバーセキュリティの脅威が増大し、データ処理、コンプライアンス要件は厳しくなります。その結果、エンドユーザーの55%が、IT部門は物理的なセキュリティデータにアクセスできると回答していることからもわかるように、ITチームとフィジカルセキュリティチームの相互接続性が高まります。テクノロジーの導入が進み、外部ネットワークからリモートアクセスができるようになると、ITとフィジカルセキュリティの連携性は引き続き強まると予想されます。 

未来はハイブリッドに

ほとんどの組織が、オンプレミスとクラウドベースのソリューションを組み合わせたハイブリッドアプローチを希望していることがわかっています。エンドユーザー回答者のうち、自分の組織は双方を組み合わせたセキュリティ展開戦略を目指していると回答したユーザーは60%を占めました。ハイブリッドシステムへの移行はすでに進んでおり、エンドユーザーの15%が、自分の組織は現在、ビデオ監視データをローカルとクラウドの両方に保存していると回答しており、昨年のアンケート結果の4%から大幅に増加しています。  

Genetec Inc.の製品エンジニアリング担当バイスプレジデント兼最高セキュリティ責任者であるChristian Morinは、「ハイブリッドクラウドのデプロイは、多くの組織にとってローカルインフラとクラウドの機能をシームレスに融合させられる理想的な手段です。ハイブリッドクラウドソリューションにより、組織はフィジカルセキュリティ環境を最適化し、ビジネスに最も有利な方法で適応させることができます。また、セキュリティのニーズがどのように変化しても、システムは俊敏性と適応性を維持し、必要な機能の提供を続けられます」と述べています。

調査方法

Genetec Inc.は、2023年8月21日から9月15日までの期間、フィジカルセキュリティの専門家を対象にアンケートを実施しました。回答のレビューとデータクレンジングを経た、5,554人の回答者 (エンドユーザーとシステムインテグレーターの両方を含む) が分析用のサンプルに含まれました。アンケートのサンプルは、北米、中米、カリブ海、南米、ヨーロッパ、中東、アフリカ、東アジア、南アジア、東南アジア、中央アジア、西アジア、オーストラリア・ニュージーランドを含むすべての地域から採取されました。  

https://www.genetec.com/ja/a/physical-security-reportから、レポート全文をダウンロードできます。 

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Genetecについて

Genetec Inc.は、セキュリティ、インテリジェンスおよびオペレーションを含む幅広いソリューションポートフォリオを持つ革新的なテクノロジー企業です。同社の主力製品であるSecurity Centerは、IPベースのビデオ監視、入退室管理、自動ナンバープレート認識、コミュニケーションおよび分析が統合されたオープンアーキテクチャプラットフォームです。 またGenetecは、クラウドベースのソリューションやセキュリティ強化のために設計されたサービスを開発し、政府、企業、交通機関、そして私たちが暮らす地域社会に新しいレベルのオペレーショナルインテリジェンスで貢献しています。カナダのモントリオールに本社を置くGenetecは1997年に設立され、159を超える国々において、代理店、インテグレータ、認定チャネルパートナー、およびコンサルタントの幅広いネットワークを通じて世界中のお客様にサービスをご提供しています。

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