GenetecはエンタープライズグレードのSaaSソリューションの提供を開始

統合セキュリティ、公共治安、オペレーション、ビジネスインテリジェンスソリューションを提供する最先端のテクノロジープロバイダーであるGenetec Inc.(「Genetec」)は、本日、Security Center SaaS を発表いたします。この新しい製品は、サイバーセキュリティとプライバシーを核として構築され、極めて高いスケーラビリティを備えたオープンな統合型SaaS（Software as a Service）ソリューションです。入退室管理、ビデオ管理、フォレンジック検索、侵入監視、自動化やその他多くの高度なセキュリティ機能の集合体である Security Center SaaS は、フィジカルセキュリティ業界におけるテクノロジーの進化の新しいチャプターを開きます。
 

「フィジカルセキュリティ業界において、特にエンタープライズのお客様は、クラウドやSaaSを適切に導入することができていません。」とGenetecの製品エンジニアリング担当バイスプレジデント兼CSOであるChristian Morinは述べています。「Security Center SaaSの登場により、もはや企業は、すべてオンプレミスかクラウドかの選択を強いられるベンダー固有の仕様や、充分な機能を持たないサービスソリューションに拘束されることはありません。エンタープライズ向けの機能を備えたオープン アーキテクチャであるSecurity Center SaaS は、導入が最も求められる場所で複雑なワークロードをシステムが処理できるように設計されています。 こうした柔軟性により、エンドユーザーの長年のニーズに対応し、市場の重要なギャップを埋めるものとなります。」
 

チャネルパートナー向けのハイブリッドSaaSソリューション

システムの導入要件の複雑さが増加することに伴い、エンドユーザーは、クラウドやハイブリッド環境への移行を支援する信頼できるセキュリティプロフェッショナルに依存しています。Genetecは、この新しいSaaSソリューションを市場に投入するために、ソリューションとなるエンタープライズグレードの機能を損なうことなく、調達、導入、メンテナンスへのアプローチ全体を見直しています。

「SaaSに対する現在のアプローチは、お客様とプロジェクトの成功の中心を担うチャネルパートナーの役割が損なわれています。Security Center SaaS は、システムインテグレーターにとって重要な機会となります。これは、パートナー側で時間やリソースに追加投資することなく、利益率の向上と長期的な顧客満足度が得られることを意味します。」と、Genetecのグローバルセールス担当バイスプレジデントであるMichel Chalouhiは述べています。

自動化された見積り発注プロセスにより、発注が確定してから数分以内にシステムをフルに稼働させることができます。新しいGenetecポータルを利用すれば、見積り、発注、導入を容易に行え、大規模な導入の管理が可能となり、チャネルパートナーはビジネスを継続的に成長でき、エンドユーザーが求めるテクノロジーと所有オプションを提供できます。
 

クラウド上でのエンタープライズグレードのエクスペリエンス

複数拠点の監視と管理を一元化することができるSecurity Center SaaSは、店舗、教育、企業、銀行、ヘルスケア、都市全体など、幅広い分野の顧客のニーズを満たす理想的なソリューションとなります。直接クラウドに接続する少数のデバイス向けから、ハイブリッドストレージとプロセス処理で構成された何千ものサイトやデバイス管理までスケールアップできます。オペレーターは、SOC（セキュリティオペレーションセンター）から、または厳重に保護されたWebおよびモバイルアプリケーションを介して外出先からオペレーションを管理することも可能となります。
 

クラウドへのシームレレスな進化

Security Center SaaSは、さまざまな構成に対応可能なプラットフォームです。このハイブリッドSaaSアーキテクチャに基づいた新しいソリューションにより、企業は、ストレージとエッジでのプロセス処理が可能なクラウドネイティブサービスとクラウドマネージドアプライアンスの組み合わせを使用して、自社のニーズと要件に基づいてコンポーネントとサイトをクラウドに移動できます。Security Center SaaSはオープンアーキテクチャのため、組織やビジネスに最適なデバイス、カメラ、ドアコントローラーを自由に選択することができます。
 

Security Center SaaSは、既存のオンプレミスのセキュリティデバイスやインフラとシームレスに接続することもできます。クラウド非対応の入退室デバイスやカメラは、Genetecのエッジアプライアンスを経由してSecurity Center SaaSに簡単に接続できます。
 

提供時期

2024年4月から全世界において認定Genetecパートナー経由で提供されます。Security Center SaaSは、必要なデバイスの接続数をベースにティアード サブスクリプションプランで提供されます。また本製品は、ISC Westのブース#13062で初めて展示されます。詳細については、www.genetec.com/a/security-center-saas-launch (EN) をご覧ください。