GenetecはSecurity Center SaaSを拡張し、 フィジカルセキュリティ運用のための業界初の業務管理 ソリューションとなるOperations Centerの提供を開始

統合セキュリティ、公共治安、オペレーション、ビジネスインテリジェンスソリューションを提供する最先端のテクノロジープロバイダーであるGenetec Inc.(「Genetec」)は、本日、フィジカルセキュリティのオペレーション専用に設計されたクラウドベースの業務管理ソリューションであるOperations Center（オペレーションズセンター）の提供開始を発表しました。Security Center SaaSの一部として、あるいはスタンドアロン製品として利用可能なこの新しいソリューションは、セキュリティオペレーションのプロフェッショナル向けに特別に設計されており、フィジカルセキュリティチームの共同作業、コミュニケーションやタスク管理を革新するものです。

主要なセキュリティオペレーション上の課題に対応

Genetec™ Operations Center は、IT部門や他部門向けに作成されたスプレッドシートや固有の作業管理ツールへの依存を余儀なくされているセキュリティオペレーションチームが直面するオペレーション上の課題に対応します。そうした断片化されたシステムは、非効率的で共同作業を妨げる可能性があります。Operations Centerは、セキュリティスタッフの現場への派遣、作業チケット、アクティビティ追跡を同一のプラットフォームに統合することで、これらを解決します。この統合化されたアプローチにより、ユーザーはタスクをより効果的に管理し、オペレーションをリアルタイムで可視化し、チーム間でのシームレスな共同作業を実現します。

「セキュリティオペレーションチームは、誰にも気づかれないところで、安全に一日が過ぎていくことを確実なものとするために多大な労力を注いでいます。しかし、彼らは効果的なパフォーマンスに必要となるツールを欠いています」と、Genetec Inc.の製品エンジニアリング担当副社長であるChristian Morinは述べます。「Operations Center は、セキュリティプロフェッショナルの方々と緊密に連携し、セキュリティオペレーションに特化して開発されました。サイロ化の解除、セキュリティオペレーションの強化、組織全体での作業の効率化と効果的な共同作業を実現することを目的としています。」

米国の主要な大学の一つであるブリガム ヤング大学は、30,000人以上の学生と複雑なセキュリティインフラが存在し、そこでマネージングディレクターを勤めるChris Autry氏は、本ソリューションを自身の実務面で採用しました。「Operations Center導入前は情報が各セキュリティ部門で別々に管理されているため共同作業が困難でした。現在、Operations Centerは、9部門で200人以上の担当者で使用されており、コミュニケーションの大幅な改善、共同作業の促進、セキュリティチーム全体で重要な知識の共有が進んでいます。」

フィジカルセキュリティ業界における独自の製品

Operations Centerは、単なるタスク管理ツールではありません。リソースやアセットをより適切に管理できるように設計された包括的なソリューションです。直感的なWebおよびモバイルインターフェースを通じてチームはグローバルに結ばれ、セキュリティオペレーションのあらゆる側面を強化することができます。タスクやプロジェクトは、ワークフローの状態を視覚的に把握できるカスタマイズされたダッシュボード上で管理され、進捗状況の概要を明確に得られることで、リアルタイムでの共同作業に必要な状況認識を強化します。これにより、適切なツールを備えた適切な人にタスクが正しく割り当てられ、業務品質と効率を向上できます。

Operations Centerは、各タスクの詳細なチェックリストを提供し、パトロールの巡回やインシデントへの対応といった、現場のセキュリティ要員を次のタスクに導き、進捗状況、ステータス、所在位置をスーパーバイザーに自動的に通知します。

スーパーバイザーは、個々のインシデント、シフト全体、またはチームのパフォーマンスに関するレポートを監査および生成できます。すべてのアクティビティは、オフサイトでもリアルタイムで記録されます。リーダーシップは、モバイルアプリを通じて主要業績評価指標（KPI）や統計情報にすぐにアクセスできるため、手動でのデータ入力は不要です。この合理化されたアクセスにより、より情報に基づいた戦略的な意思決定がサポートされ、部門全体の継続的な効率の改善を推進します。

Operations Centerは、あらゆる組織の特有のニーズにも対応できるように、完全なカスタマイズが可能です。容易にスケールアップでき、あらゆる規模のチームをサポートしながら、さまざまなワークフロー、プロセス、およびレポート要件に適応しつつ、プライバシー保護を確保するように設計されています。

提供時期

GSX 2024のブース#2612で発表予定のOperations Centerは、Genetec Security Center SaaS Premiumサブスクリプションの一部として、または、Security Center 5.10以降と互換性のあるスタンドアロンソリューションとして、2024年9月23日にグローバルで利用可能になります。Operations Centerは、Genetecチャネルパートナープログラムの認定メンバーを通じて独占的に提供され、チャネルパートナーはポートフォリオを拡大して、顧客に共同作業、コミュニケーション、および運用効率化のための強化されたツールを提供することが可能となります。

加えて、パートナーには、顧客のデモンストレーションと社内評価のために、製品への無制限のアクセスも提供されます。

Genetec Operations Centerの詳細については、以下をご覧ください。
www.genetec.com/product-releases/operations-center