SharpOS 13.6.0の新機能
最新版のSharpOS 13.xがリリースされました!SharpOS 13.6.0にはさまざまな新機能が搭載されており、Security Center AutoVu™ SharpVカメラを使って、ナンバープレート識別アプリケーションにさらに多くのデータを提供することができます。ALPRカメラがキャプチャした車種や車両が向かった方向を確認したいと思ったことはありませんか?SharpOS 13.6.0には、必要なものがすべて揃っています。
最新リリース版のSharpOS 13.Xが第1世代および第2世代のSecurity Center AutoVu ALPRカメラで使用できるようになりました。* SharpOS 13.6.0には、特定の国向けに改良されたナンバープレートのコンテキストの他、追加および更新された車両ベース分析を重視したさまざまな新機能が含まれます。
ALPRシステムでキャプチャできる車両についての詳細
ナンバープレート情報を取得するだけなら、オペレータの日常業務で十分対応できます。SharpOS 13.6.0を使用すれば、改良された車種分析機能、新しくなった車両配向分析機能だけでなく、新たに加えられた車両アクセサリー検知機能を活用できます。
改良された車種分析機能
改良された車種分析を活用すると、検知された車種をさらに細かく把握できます。例えば、キャプチャされた車両の角度によって、「車両」は「2ドアのセダン」または「トラック」は「ダンプカー」と詳しく検知できるようになります。
SharpOS 13.6.0の車種分析は、分類モデルを利用して、最大24の異なる車両区分で車種を把握できます。
新たに追加された車両配向分析機能
車両配向分析によって、フロント、フロントサイド、バックサイドなど、車両のどの部分が検知されたのかを知ることができます。これを利用することにより、交通流量全体を分析する場合、検知した車両を追跡する場合など、車両が向かった方向をさらに詳しく把握できます。
車両アクセサリー検知の新機能
スペアタイヤを後ろに積んだ車両を探すときに、すべてのコンテキストイメージを検索する必要がなくなりました。 この新機能の車両アクセサリー検知分析を利用すると、車の後ろにスペアタイヤを積んでいるかどうか、トレーラーヒッチ(ボールマウントかレシーバーか)が検知されたかどうかだけでなく、車両後部に取付装置が付いているかどうか (はい/いいえに分類) を知ることができます。
更新および追加されたALPRの地域別コンテキスト
北米のナンバープレートの読み取り率が改善されただけでなく、新たに地域別のコンテキストも追加されました。 SharpOS 13.6.0を利用すると、エクアドルとイスラエルでもナンバープレートをキャプチャできるようになります。アラビア半島の場合、ヨルダン、オマーンやカタールなど多種多様なコンテキストが最適化されています。他の地域でも特定の文字を識別するよう最適化されています。
SharpOS 13.6.0は、Security Center AutoVu MLC (機械学習コア) を活用することで、ユーザーに高度かつ詳細な分析を提供するだけでなく、読み取り率および地域のALPRコンテキストも向上しました。
*第3世代のSharpV ALPRカメラはSharpOS14.X で使用できます。