サイバーセキュリティ

BlackBerryで日常を保護する

本ブログの原文はBlogs.BlackBerry.comからご覧いただけます。 Steve Kovsky著 (BerryBlackBerry社編集長)。同氏の許可を得て再刊行されています。 

サイバーセキュリティと物理的セキュリティの間には、多くの重複する部分が存在します。 

双方はいずれも、事前対応的かつインテリジェントに適用された場合に最も効果を発揮します。また、レガシーシステムの合理化と統合によっても効果が増します。そして、特に双方の境界線が曖昧になっている今日の状況においては、それぞれの存在の重要性が増しています。 

世界159か国の42,000社を超える顧客に物理的なセキュリティシステムとソリューションを提供する Genetec™の視点から見れば、サイバーセキュリティと物理的セキュリティは究極的には表裏一体の関係にあります。  

Genetecのビデオアプライアンスグループ上級プロダクトグループマネジャーであるDavid Grey氏は、次のように述べています。「物理的セキュリティ市場におけるサイバーセキュリティは、当社がこれまで常に推進し、関心を寄せてきた分野です。当社が開発するビデオアプライアンスは、元々はソフトウェアの配信メカニズムとしてスタートしたものですが、今ではサイバーセキュリティの配信メカニズムとなっています」

IPベースのビデオ監視システムを開発するエンジニア集団によって1997年に設立されたGenetecは、モントリオールを拠点とし、IP ベースの物理的セキュリティ、ビデオ管理、入退室出管理、物理的セキュリティアプライアンス、自動ナンバープレート識別 (ALPR) の分野で世界的なリーダーとなっています。その顧客基盤は事実上あらゆる産業と分野にまたがり、いくつかの主要都市や世界最大規模の空港も含まれています。さまざまな点で、Genetecの継続的な成功は同社のセキュリティに対する総合的なアプローチに起因しています。 

Genetecのビデオアプライアンスグループ上級プロダクトマーケティングマネージャーであるLaurent Villeneuve氏は、次のように述べています。「当社の信条は、サイバー機能を、設計時点から作り込み、かつ標準提供することです。システムを保護するために、サイバーおよびプライバシー関連の新たな機能セットとツールを継続的に追加しているのは、そのためです。 当社はサイバーセキュリティへのアプローチという点で、常に遠い未来を見越して行動してきました。」

同社が製品アーキテクチャの核となる構成要素として CylancePROTECT®を採用するに至ったのは、まさにこのアプローチによるものでした。2017年、強化済みビデオアプライアンスであるGenetec Streamvault™の一部としてGenetecが展開したエンドポイント保護ソリューションは、すでに同社の体系的なセキュリティ戦略に欠かせない要素となっていました。  

同社は、CylancePROTECTと第7世代のAIベースのエンドポイント保護を活用し、顧客にさまざまな成果をもたらしてきました。例えば、コロナ禍の中、Genetecは、大手メーカー向けに健全性モニタリングステーションを取り付けました。そのメーカーが後に大規模な侵害に見舞われた際、CylancePROTECTで保護されたステーションは、侵害の影響を受けなかった唯一のハードウェアでした。このインシデントでGenetecのプラットフォームの有効性を目の当たりにした同メーカーは、全社規模ですべての物理的セキュリティシステムのアップグレードを承認しました。 

Villeneuve氏は、次のように説明しています。「CylancePROTECTは市場をリードするソリューションの1つであり続けています。必要な機能を提供してくれるだけでなく、軽量であるという点も気に入っています。CPUサイクルを犠牲にすることなく保護とパフォーマンスを両立できるため、サイバーセキュリティの目標達成に大いに役立っています。

オンライン、オフラインを問わず、予測機能が動作する点も高く評価しています。」Grey氏は続けて次のように語っています。「サーバーに接続されていない場合でも高度な保護を提供できています。運用も非常に簡単で、手間がかからず、摩擦も生じません。まさに当社が理想とする運用形態です。」

物理的セキュリティとサイバーセキュリティの境界線は、かつでないほど曖昧になっています。世界がデジタルトランスフォーメーションとIoT (モノのインターネット) の道を突き進むにつれ、この境界線はさらに曖昧さを増していくでしょう。Genetecは、このような事態に向けた十分な準備と協力体制を確立できていると感じています。  

Grey氏は次のように結論づけます。「現代のサイバーセキュリティにおいては、クラウドやデータセンターだけに頼ることはできません。エッジに至るまで優れたセキュリティが必要とされ、エッジIoTデバイスであれ、クラウドソリューションであれ、同水準のセキュリティが求められています。これを実現する上で、BlackBerryのようなプロバイダーは極めて重要な存在となるでしょう。」

 

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