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ハイブリッド職場環境でアクセス権限管理のための4つのヒント

アクセス管理ツールを単一のシステムに統合し、遠隔で管理することで、現在のハイブリッド職場環境にどのような効果が生まれるのかをご紹介します。

ハイブリッドワークはもはや珍しいものではありません。従業員は自宅とオフィスを行き来し、組織はオフィスの縮小やデスク共有の導入など、ワークスペース戦略を再検討しています。ハイブリッドワークの導入段階に関係なく、明確なのは、アクセス権限の管理と安全性の確保のあり方が変化しているということです。

アクセス管理システムを統合することで、職場のセキュリティを維持しながら柔軟性を高め、オフィスにいるかどうかに関係なく、誰が何にアクセスできるのかを簡単に把握できるようになります。

チェックリスト
カード保持者管理を加速化させるためのヒント (EN)

 

アクセス管理と建物のセキュリティの主導権を握る

社内のトラフィックフローを維持する

従業員がオフサイトにいる間も施設の安全を確保することは、フィジカルセキュリティに関する特有の問題を伴います。オフィススペースが限られている場合、特定の時間帯に建物内にいる人数を正確に把握し、適切に管理する必要があります。

オフィス内のアクセス管理設定を迅速かつ簡単に調整できる機能が不可欠です。アクセス権を適切に許可・制限することで、施設全体の動向を把握しながら、従業員の移動をスムーズに誘導できます。これにより、施設内の安全を確保するとともに、人の流れを最適化することが可能になります。

業界に適したセキュリティ対策
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入退室管理の設定を遠隔で調整

オフィス勤務の従業員が減少することで、組織のセキュリティにも影響が及びます。従業員が週に2〜3日オフィスに出勤する場合、アクセス管理システムのオフサイト管理が重要になります。適切なシステムを導入することで、従業員や契約社員のアクセスを遠隔で管理し、ロケーションに関係なくアクセス権限の管理を強化できます。

 

 

来訪者や従業員のアクセスを管理

ハイブリッドが一般化する中で、組織にとって「誰が、いつ、どこにいるか」を把握することがますます難しくなっています。そのため、建物のセキュリティを効率的かつ安全に管理する仕組みの確立が不可欠です。十何かつ使いやすいアクセス管理システムを導入することで従業員、契約社員、来訪者のフローを適切に管理できるようになります。

ロールベースの入退室コントロールシステムを活用すれば、個人ごとの権限割り当てを簡素化できます。組織は、ロール、部門、サイトなどの属性に応じてアクセス権を一元管理し、セキュリティのベストプラクティスを強化できます。

多くの組織にとって、オフィス内の特定エリアへのアクセスを制限しつつ、必要なエリアへの従業員のアクセスを遠隔で管理できることが不可欠になってきます。一部の組織では、セルフサービスポータルを活用し、訪問者が自らチェックインし、ホストに通知できる仕組みを導入しています。これにより、フロントデスクの業務負担を軽減することが可能になります。

動画
セルフチェックインがいかに簡単かを見る (EN)

 

コンプライアンスの確保とサイバーセキュリティリスクの軽減

アクセス権限を適切に管理することは、金庫のドアをロックするのと同じです。適切な管理により、許可された人のみがアクセスできるようになり、組織はコンプライアンスを維持しつつ、サイバー脅威を防ぐことができます。

電力網、給水システム、交通網などの重要インフラは、ますます増大する脅威に直面しています。サイバー攻撃の増加に伴い、境界防御、厳格な入退室管理、継続的な監査などのセキュリティ対策をさらに強化する必要があります。こうした重要なサービスを保護するために、組織は適応性の高いアクセス管理ソリューションを導入し、不正アクセスを防止し、リスクを軽減することが求められています。

石油・公共サービス分野でも同様で、効果的なアクセス管理が、適切な対応を可能にするか、危機的状況を招くのかの分かれ道となります。

例えば、ガス漏れや機器の故障が発生した場合、対応チームが迅速に重要エリアへアクセスできるシステムの導入が不可欠です。地域ごとの対応やクラウド導入が進む中で、柔軟かつスケーラブルなアクセス管理システムの必要性が高まっています。包括的なソリューションを導入することで、可視性と制御性を強化し、常に安全性とコンプライアンスを確保できます。

エネルギー分野では、5Gテクノロジーの活用やデータセンターの急速な成長により、新たな課題が浮き彫りになっています。しかし、多くの組織では、アクセス管理や緊急時の個人追跡などのセキュリティ対策への投資が不十分です。これらの対策を怠れば、急速に変化する環境の中で取り残されるリスクが高まります。

業界に合わせたセキュリティ
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ClearIDとシステム統合によるセキュリティ向上の方法

フィジカルセキュリティは、多くの可動要素を含む複雑なシステムであり、入退室管理はその中核を担う重要な要素です。多くの組織では、セキュリティシステムを単一のプラットフォームに統合することで、運用の効率化と全体的なパフォーマンスの向上を実現しています。この統合アプローチにより、アクセス権限の管理が簡素化され、セキュリティが強化されるだけでなく、どこからでも変化するニーズに柔軟に対応できるようになります。

Genetec ClearID™をを導入すると、従業員や請負業者のアクセス権限を遠隔で詳細に調整し、物理的なIDとアクセス権限を容易におこなうことができます。エリアへの入退室を許可・制限する場合や、セルフチェックインによる訪問者のエクスペリエンスを向上させる場合でも、ClearIDは高度な適応性を備えたシステムとして、組織のセキュリティ維持に貢献します。

 

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