統合によりキャンパスのセキュリティを次のレベルに導く

会社情報

カルガリー大学 (UCalgary) (EN) は、カナダのアルバータ州カルガリーにある有名な総合研究大学です。UCalgaryの起源は、1900年代初頭に遡り、1966年に自治体になりました。50年以上経った現在、同大学には5つのキャンパス、フィールドステーション、その他の施設に33,000人以上の学生が在籍し、5,000人以上の職員が勤務しています。メインキャンパスに14学部のうち11学部があり、壮大なロッキー山脈を見渡す200ヘクタール以上の広さを誇ります。他には、フットヒルズキャンパス、ダウンタウンキャンパス、スパイヒルキャンパス、カタールのドーハにある看護プログラムを提供するリモートキャンパスがあります。 

課題

時の経過と共に、IT担当者はセキュリティテクノロジーの老朽化の影響を感じ始めていました。動画および入退室コントロールシステムは、さまざまな部門が個別に管理および所有していました。デジタルビデオレコーダー (DVR) からビデオ証拠を取得するために異なるキャンパスに行ったり、教職員に連絡して情報を要求したりしなければならず、調査の障害になっていました。また、DVRの中には安全に施錠されていないものもあっため、大学はデータのセキュリティとプライバシーについて懸念を抱いていました。また、旧式のセキュリティテクノロジーの維持に時間とコストがかかるようになりました。UCalgaryは、セキュリティを大幅にアップグレードする時期が来たと認識していました。 

ソリューション

統合された効率的な対応

「Security Centerを使って、キャンパス内の状況をより効果的に管理できています。当大学のオペレータは、動画を検索して何が起こったのかを正確に把握し、現場にいる警備担当者と情報を共有できます」と、Gysen氏は述べています。

使いやすい地図ベースのナビゲーション

オペレータは、地図ベースのインターフェースであるPlan Managerを使用して、ドア、カメラ、侵入箇所、インターホンの場所を迅速に特定できます。 これにより、複数のキャンパスや建物間を簡単にナビゲートできます。

入退室管理の円滑な移行

UCalgaryでは、インポートツールを使用して、カード保持者のバッチデータをSecurity Centerにアップロードしました。Security Center Active Directory統合は、今後の移行プロセスの合理化にも役立ちます。

分析を活用した調査

UCalgaryでは、Security Center内のBriefCam分析機能を使用して調査の迅速化を実現しています。 この分析には、持ち去られた、または放置された物体、方向、滞留時間、クロスライン検知が含まれます。