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Genetec Mobileの新機能

2019年の初回リリース以来、Genetec Mobileは継続的に機能強化されており、Genetecプラットフォーム全体でより統合された体験を提供する新機能が搭載されています。すべての新機能の最新情報を確実にお届けするために、最新のすべての変更点情報をGenetec Mobileから直接通知する、What’s New機能をご紹介します。この新機能をリリースするにあたり、初回リリース以来、改良が加えられたGenetec Mobileの機能について、詳しくご紹介します。モバイルで実行される、カード保持者のモニタリング、Mission Control、侵入モニタリングの詳細については、以下をお読みください。  

カード保持者モニタリングで入退室出管理セキュリティに保護層を追加

それぞれのペースで職場に戻る人が増えるにつれ、セキュリティ運用の重要な懸念事項として入退室出管理が見直されるようになっています。Genetec Mobileは、外出先からアクセスポイントを監視できる完璧なツールです。指1本でタッチするだけで、ドアのステータスを確認したり、ドアをメンテナンスモードに設定したり、アクセスポイントをロックおよびロック解除したり、スケジュールを上書きしたりできます。 

最近では、カード保持者が特定のドアの出入りに使用する入館証を監視する機能を追加しました。セキュリティデスクでの監視とは対照的に、この新機能を使用すると、特定のドアを選択し、カード保持者の氏名や携帯電話の写真など、リアルタイムで発生するすべてのアクセスイベントを確認できます。そのため、入館証の個人とデータベース内の人物が同一であることを、モバイルデバイスから直接、検証できます。施設に入る人の数が増えれば増えるほど、この新機能は入退室出管理のセキュリティに保護層を追加する効果的な方法であり、アクセスポイントを監視する人が必要になった場合でも対処できます。

Mission Controlを使ったコラボレーションとインシデント処理

セキュリティチームが日々活動する中、チームがインシデントをどのように解決するかという点では、コラボレーション、一貫性、標準化が重要です。Genetec MobileおよびMission Controlを利用すると、現場の作業員とセキュリティオペレーションセンターの従業員の間で調整を図り、インシデントに対応する際にチーム全員が共通の目的を持って行動できるようになります。 

モバイルでMission Controlを使用すると、常に情報にアクセスでき、外出先でもインシデントを自分で管理できるオプションが与えられます。インシデントの状況を自分で制御する場合は、携帯電話に表示されるインシデントの詳細と標準業務手順を参考に、事象を処理できます。手順が定義されることで、インシデントや事象の処理方法を標準化することもできます。各事象には過去の手順を記憶した、独自のタスクがあるため、このように標準化することで、新入社員でも長期間勤務している従業員でも、簡単に処理できます。  

Genetec Mobileを使用すれば、手動でインシデントをトリガーすることもできます。この機能により、パトロール中に発生したインシデントに対応し、セキュリティデスクのユーザーと他のモバイルユーザーの間での共同作業が必要になる事象をチームメイトに通知し、チームが協力して迅速にインシデントを解決できるようになります。また、携帯電話から直接、画像を表示およびアップロードできるため、インシデントを処理した後、現場での状況をより詳しく説明できるようになります。これは、重要な情報をステークホルダーと共有する際に効果的な方法です。コラボレーションを目的に設計されたGenetec Mobileを導入すれば、インシデント対応を調整し、一貫性のあるインシデント解決を実現するのに適したツールと情報がチームに提供されます。 

侵入モニタリングを活用した外出先での施設の警戒開始と警戒解除

最近Genetec Mobileに追加されたもう一つの機能は、侵入モニタリング機能です。モバイルデバイスを使って、Security Centerに取り込まれる侵入データを監視できます。この機能により、場所を問わず、施設で発生する侵入事象を常に把握できます。 

Security Center 5.10.1以降と互換性のあるこの機能は、Genetec Mobileのマップベースのインターフェイスを活用して、疑わしい活動やインシデントを侵入アラートを使って通知します。電話を使用して、アラームがトリガーされたときの状況を説明するビデオを再生し、侵入ゾーンの警戒開始と警戒解除ができます。また、侵入アラームでトリガーされた情報を確認し、電話から直接、侵入事象を確認することもできます。ゾーンの警戒開始と警戒解除が遠隔操作できるため、外出先からも侵入システムが作動中であることを確認できます。モバイルデバイスを使った侵入モニタリングを導入すれば、外出先で施設のセキュリティをより適切に制御できます。

Genetec Mobile で外出先からセキュリティ システムにアクセス

ジェネテック チャネル パートナーまたはゼネテックの担当者に今すぐ連絡して、ジェネテック モバイルでセキュリティ システムにアクセスしてください。 

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