Security Center 5.12.1 を活用した電力効率の向上
当社の新しい自動化ツールについて学び、Security Centerの自動化管理に役立つ簡単、効率的、堅牢なツールボックスを誰よりも早くご体験ください。
Security Center Automationのご紹介
システムを最新バージョンにアップグレードするお客様向けの、内蔵型の自動化ツールがSecurity Center 5.12.1に新たに追加されました。アクション開始イベント、スケジュールされたタスク、ホットアクションを組み合わせたSecurity Center Automationを使用して、統合プラットフォームの既存の自動化機能を一元化できます。管理しやすい場所に機能を一元化することで、改善された管理ツール、アップグレードされた機能、大規模かつより複雑な自動化を簡単に設定できるように合理化されたインターフェイスを使って自動化を強化できます。
プレビューの自動化
Security Center Automationは、Security Center 5.12.1のプレビューモードで提供されており、従来の自動化設定方法から新しい設定方法へ簡単に移行でき、Security Center 5.12.1の性能を改善できます。自動化設定には従来のサポートが利用いただけますが、プレビューモード期間中は、専用の別プロセスで製品チームと直接連絡を取ることができ、ユーザーエクスペリエンスや技術的な問題に関するお客様からのフィードバックに対応いたします。
Security Center 5.12.1 はAutomationが搭載された状態で納品されていますが、Automationをプレビューモードにするには手動で有効化する必要があります。この新しいツールが有効化されているかどうかに関係なく、アクション開始イベントのタスクや、スケジュールされたタスクなどの既存設定は引き続き機能します。システム管理者の皆様には、このリリースで利用可能な最新の自動化ツールに関する情報を取得し、Security Center Automationへの移行を検討いただくようお願い申し上げます。
その他の機能強化
PINの最小文字数の設定
セキュリティとコンプライアンスを強化するために、PINの認証情報に最小文字数の設定を追加しました。4桁未満のPINの作成または更新を制限することで、ULCやEN60839-11-1などのさらに厳格なセキュリティ証明書要件に応えられるようになります。PINの文字数を増やすことによって、セキュリティを強化し、不正アクセスやブルートフォース攻撃に対する保護対策を強化できます。
固定ALPR (ナンバープレート自動認識) でキャプチャした車両ナンバープレートの周囲にバウンディングボックスを表示
検出したナンバープレートの周囲にバウンディングボックスを表示することによって、システムの読み取り確率と精度が向上します。この追加された可視化メカニズムを有効にすると、コンテキストイメージに複数のナンバープレートが密集している場合に、どのナンバープレートを読み取るかをGenetec ALPRユニットが識別できます。
冗長ビデオアーカイバーのオプションの追加
この新しい設定でフェールオーバーシナリオに柔軟なオプションを提供することで、組織はアーカイブシステムの信頼性と回復力を強化できます。例えば、この新機能を使用すると、2つの冗長アーカイバーロールと、フェールオーバーの場合にのみ冗長になる3つ目のアーカイバーロールを設定できるようになります。
Security Center 5-12-1には以下の機能も追加されました。
- ウェアラブルカメラ (BWC) の強化
- HID Origoモバイル認証情報を一括発行
- 一定間隔でナンバープレート読み取りデータを検索
- パブリックタスクの列の変更が可能な新しい権限を追加
- 監査/アクティビティ証跡レポートの生成時にエンティティタイプフィルターを追加
継続的な改善
Security Center 5.12 のシステムアップデートは、さらにわかりやすく、ユーザーフレンドリな方法で使用できるように設計されています。今後は、メジャーバージョンでの機能強化を小分けにし、新機能をSecurity Center 5.12 のリリース全体に分散していく予定です。これにより、システムが継続的に改善され、新しい機能を活用しやすくなります。